ガス厨房は省エネ・省CO2です。
省エネルギーや省CO2に貢献するガス厨房は、「エコ厨房」です。
調理時の熱効率だけでなく、製造・輸送時の効率まで考えれば、ガス厨房の方が省エネ。
省エネ法のエネルギー集計(※)に基づき、原油換算で比べると、ガス厨房が省エネであることがよくわかります。
※製造・輸送時のロスまで含めて評価する考え方は、「一次エネルギー換算」と呼ばれ、省エネ法のエネルギー集計の方法としても取り入れられています。この集計の際には、エネルギー消費量を原油に換算して表記することになっています。
【ポイント1】
・これまで「事業所」単位⇒今後は「事業者」としても規制
・事業者単位での総合的なエネルギー管理の導入
●原油換算1,500kl以上のエネルギー使用量の事業者(特定事業者)に対し、事業者単位の中長期計画・定期報告、役員クラスのエネルギー管理統括者の選任等を義務づける。
●一定以上のエネルギー使用量の工場等については、引き続き、指定工場におけるエネルギー管理者等の選任を義務づける。
【ポイント2】
フランチャイズチェーンへの規制強化
コンビニ、外食チェーンについては、チェーン全体で原油換算1,500キロリットル以上のエネルギー使用量がある道的連鎖化事業者に、本部を規制対象とする。
【年間のエネルギー使用量が1,500キロリットル以上となる事業者の目安】
電気方式の厨房機器は、時間帯によって電力の需要が変動するため、CO2排出量の多い火力発電によってまかなわれています。ガス方式を選べば、電気方式を選ぶ場合と比べてCO2の排出量を抑えることができます。
トータルエネルギー効率の良いガス厨房は、CO2の排出量を少なく抑えることができます。