都市ガス復旧作業状況について(熊本地震の状況 第18報)

2016年4月22日

西部ガスでは、このたびの平成28年熊本地震による二次災害防止のため、
多数のお客さまへのガス供給を停止し、大変ご迷惑をおかけしています。
現在、全国のガス事業者の支援をいただきながら、鋭意作業に努めておりますが、
復旧完了までには、いましばらくの時間を要する見込みです。
お客さまには、大変ご迷惑をおかけしておりますが、一日も早い供給再開を目指しておりますので、
ご理解とご協力のほどよろしくお願い申し上げます。


【1】復旧の体制

<西部ガス復旧隊>

4/18(月)[実績]:1,800人
4/19(火)[実績]:1,835人
4/20(水)[実績]:1,835人
4/21(木)[実績]:1,835人
4/22(金)[予定]:1,892人

<日本ガス協会復旧応援隊>(※)

4/18(月)[実績]:501人
4/19(火)[実績]:1,094人
4/20(水)[実績]:1,554人
4/21(木)[実績]:1,720人
4/22(金)[予定]:1,964人

<合計>          

4/18(月)[実績]:2,301人
4/19(火)[実績]:2,929人
4/20(水)[実績]:3,389人
4/21(木)[実績]:3,555人
4/22(金)[予定]:3,856人

※当初予定1,800名から500名規模の増員が決定され、順次要員を受入中です。復旧の進捗状況に応じて更なる増員について検討します。


【2】復旧の状況

(1)中圧の復旧状況
中圧ラインの先行復旧を受け、中圧を供給するお客さまを先行して復旧しました。お客さま都合により供給再開日を調整中の施設を除き、4月20日をもって全施設復旧済みです。


(2)低圧の復旧状況(4月22日 15時現在) ※エリアごとの詳細は(添付資料:別紙1)参照
■供給停止戸数:100,884戸 注1)
■復旧対象戸数:100,884戸 注2)
■復旧済戸数(累計):10,024戸  注3)
■復旧率:9.9 %

注1:当初発表の約105,000戸から、約4,100戸の空き家等を除いたものです。
注2:今後、家屋倒壊等の理由により、復旧対象戸数は減少する可能性があります。
注3:[1]開栓済みのお客さま、[2]不在のお客さま(※)、[3]開栓を希望しないお客さま等の合計です。

 ※開栓可能であることをチラシ(添付資料:参考1)で周知して24時間体制で開栓要望を受け付けいたします。

(3)供給再開までのお客さま支援策
[1]移動式ガス発生設備の設置状況
復旧完了までの期間、全国のガス事業者からの融通により、
約130台の移動式ガス発生設備を熊本に搬送予定です。

当面の設置対象:公共性が高く社会的優先度の高いお客さま
(医療関係、学校(防災拠点)、特別養護老人ホーム)


設置中:9件 (21日6件追加設置)
設置希望:24件
合計:33件

・昨日(21日)11台、本日4台が到着し、速やかに設置予定です。
・今後とも優先順位に応じて医療機関、学校、特別養護老人ホーム以外のお客さまに対しても順次設置を検討していきます。

[2]カセットコンロの配布状況
・カセットコンロ2万台、ボンベ6万本を準備しています。
・供給を停止している地区のお客さまの要望に応じて、順次配布します。
・自治体の指示により西部ガス社員が避難所等に配布していく予定です。



【3】今後の見通し

(1)供給再開に向けた復旧見通しについて
ブロック毎に異なりますが、全体では4月26日(火)までに供給停止戸数の3割、4月中に6割、
5月8日(日)までに復旧完了を目指して全力を挙げて取り組みます。(添付資料:別紙2参照)

【4】復旧作業の流れ
  添付資料:参考2をご参照ください。

【添付資料】
地震対策ブロック図(pdf)
復旧状況表(20160421)(pdf)
ブロック別町名一覧(pdf)
不在チラシ24時間(pdf)
復旧作業の流れ(pdf)
             

                                                以 上