リフォームの用語集
キッチン
- システムキッチン
- 流し台・調理台・吊り戸棚・レンジなどの設備機器を、スペースや使い勝手に応じて組み合わせることができるキッチンのこと。
- ダイニングキッチン
- ダイニング(食堂)とキッチン(台所)が一体となった部屋のこと。一般的にDKと表示される。
- アイランド型キッチン
- キッチンの配置方法のひとつ。流しや調理台など機器の一部または全部を壁面から離して配置するレイアウトのキッチン。
- 造作キッチン
- オーダーメイドで自由にシンクやワークトップのサイズ、素材、構成を選ぶキッチン。
- 対面型キッチン
- ダイニングやリビングに対面する形にレイアウトされたキッチン。
- I型キッチン
- シンクや調理台などを1列に配置したシンプルなレイアウトのキッチン。設置場所を選ばない。
- U型キッチン
- シンク・調理台・加熱調理機器等を二列に配置するレイアウトのキッチン。作業動線が短く効率が良い。
- L型キッチン
- シンクや調理台などをL字に配置したレイアウトのキッチン。コーナーの壁面などを利用でき、広い調理スペースを確保できる。
- U型キッチン
- シンクや調理台などをU字に配置したレイアウトのキッチン。収納性が高く、作業効率もよい。
- シロッコファン
- 台所に使用されるレンジフードファンの一種。カゴ状の羽根を回転させ、ダクトを通して排気する換気扇。プロペラファンに比べ、屋外の風の影響が少ない。
- プロペラファン
- プロペラを回転させることで外部に直接排気する換気扇。
- 足元温風器
- キッチンなどの足元に収納された暖房器具。
- トラップ
- 下水からの臭気やネズミなどの侵入を防ぐ装置のこと。S型、P型、U型などがある。
- キャビネット
- システムキッチンを構成する収納部材のこと。
バス
- システムバス
- 浴槽、床、壁、洗面設備などの、浴室に必要な機能が全て組み込まれて、システム化されたもの。
- ユニットバス
- 壁、床、天井、浴槽、換気設備、電気設備などがユニット化されたもの。便器、洗面が組み込まれたものもある。
- ジェットバス
- ブロー水流によるマッサージ機能のついた風呂。
- 在来工法
- 床や天井、壁などから現場で施工して風呂を設置する工法。
- システム工法
- 浴槽、シャワー、床、壁、洗面設備などのユニットを現場で組み立てる工法。
- 乾式工法
- コンクリートやモルタルなどのような、水を混合した材料を使用しない工法。
- 湿式工法
- コンクリートやモルタルなどのような、水を混合した材料を使用する工法。乾式工法に比べて工期は長い。
- 洋風浴槽
- 和風と比べて深さが比較的浅めで、容積を長く取ったタイプの浴槽。
- 和風浴槽
- 洋風浴槽に比べて深さがあり、コンパクトなサイズの浴槽。
- 埋込み型
- 浴槽が、壁や床などに埋め込まれたように設置されるタイプ。
- 据置型
- 浴槽が、壁などへの埋め込みを行わず、床の上に置かれるタイプ。
- シングルレバー式
- レバー1本で吐水、止水、温度調節できるタイプの混合水栓。片手で操作できるため便利。
- ツーバルブ式
- 給水と給湯のハンドルが別になっているタイプの水栓。両方を調整しながら温度調節する。
- サーモスタット式
- 一定の温度を保って給湯する水栓金具。自動的に湯水の混合割合を調節し、温度を一定に保って給湯できる。
- 折り戸
- 開放時に折り畳めるようになっている戸。スペースの少ない場所に適している。
- パイプファン
- 外壁を貫通した排気用パイプに、小型のプロペラファンを内蔵させたタイプの換気扇。
- バランス釜
- 浴槽のそばに設置するタイプの風呂釜で、給排気は給排気筒を通して行うため、浴室内の空気を汚さずに利用できる。
- 浴室暖房乾燥機
- 浴室の換気扇に暖房と乾燥機能を付加する機器で、天井ビルトインや壁掛けなどのタイプがある。洗濯乾燥ルームとして浴室が利用できる。
トイレ
- 温水洗浄便座
- 洗浄、乾燥、暖房などの機能がついた便座。
- サイホン式
- 便器の洗浄方式の一種。サイホン現象を発生させて、吸い込むように洗浄・排出する方式。
- サイホンボルテックス式
- 便器の洗浄方式の一種。排水口横の穴から渦を巻くように静かに水流を起こして、サイホン作用と渦作用の組み合わせで洗浄・排出する方式。
- ネオボルテックス式
- 便器の洗浄方式の一種。水流の勢いと渦作用の組み合わせで洗浄・排出する方式。洗浄音が小さい。
- ブローアウト式
- 便器の洗浄方式の一種。トラップ内の小穴(ゼット穴)から強力に水を噴出させ、洗浄・排出する方法。
- ハイタンク
- 便器の洗浄用のタンクを天井近くなどの、高い位置に取り付けた方式。
- ロータンク
- 便器近くに洗浄用のタンクを置く方式で、現在の家庭用の殆どで利用されている。
- ワンピース型
- 便器とロータンク(洗浄用タンク)が一体となったタイプの便器。
洗面
- 洗面化粧台
- 洗面ボウルを組み込んだキャビネットと鏡付きのキャビネットが一体となった洗面台。
- システム洗面化粧台
- 洗面時に必要な機能や設備をユニット化し、組合わせるタイプの洗面化粧台。
- 洗髪洗面化粧台
- 洗髪などができる、大型の洗面ボウルが特徴の洗面化粧台。
- コンポーネントタイプ
- 用途や好みに合わせ、サイズや部材を選んで組み合わせることができるタイプの洗面化粧台。
- シングルレバー式
- レバー1本で吐水、止水、温度調節できるタイプの混合水栓。片手で操作できるため便利。
- ツーバルブ式
- 給水と給湯のハンドルが別になっているタイプの水栓。両方を調整しながら温度調節する。
- アンダーカウンター式
- カウンターに開口を空け、天板面より下に洗面ボウルを取り付ける方式。
- オーバーカウンター式
- カウンターに開口を空け、天板面の上から洗面ボウルを取り付ける方式。
- キャビネット
- 洗面化粧台を構成する収納部材のこと。
- ミラーキャビネット
- 洗面化粧台の鏡が付いた部分のキャビネット。収納に加え、ライトや電源などが一体化したものが多くなっている。
- トラップ
- 下水からの臭気やネズミなどの侵入を防ぐ装置のこと。S型、P型、U型などがある。
玄関
- アルコーブ
- 部屋や廊下などの壁面の一部を後退させて造られたくぼみ部分。
- サムターン錠
- 指で回すだけで施解錠できるタイプの錠。外側からは鍵で開け閉めする。
- ドアアイ
- 玄関などのドアに取り付けた、レンズ使用の防犯用の小さなのぞき穴。
- ドアガード
- ループ状の本体をアーム状の受けに引っ掛け、扉の開きを制御するもの。防犯上の補助的な役割に用いる。
- ドアクローザー
- 開いたドアをゆっくり閉める装置のこと。スプリングと油圧の力でゆっくりドアを閉めるため、指をはさむような事故や騒音を防ぐ。
- 戸当り
- 戸を開けた時に戸が壁などに当たらないようにする金具。
- 吹抜け
- 2階以上にわたって、ひとつの空間となっているスペース。
リビング
- 吹抜け
- 2階以上にわたって、ひとつの空間となっているスペース。
- サンルーム
- 大量の日光を取り込めるように、開口部を大きくとったり、屋根などをガラス張りにした部屋のこと。
- リビングダイニング
- リビング(居間)とダイニング(食堂)を仕切らずに一体化した間取り。
- LDK
- リビング(居間)・ダイニング(食堂)・キッチン(台所)の略。
ダイニング
- ダイニングキッチン
- ダイニング(食堂)とキッチン(台所)が一体となった部屋のこと。一般的にDKと表示される。
寝室
- ロフト
- 本来は物置用の屋根裏部屋のこと。住宅でのロフトは部屋の一角を2層構造にした上部の空間を指し、居住スペースとして利用されることが多い。
子供部屋
- シックハウス症候群
- 建築材料からでる、化学物質による空気汚染が原因と考えられる体調不良のこと。
- ホルムアルデヒド
- 国が定めた3物質・3薬剤のひとつで、刺激臭のある無色の液体。シックハウス症候群の原因となる室内空気汚染源のひとつとされている。
- ロフト
- 本来は物置用の屋根裏部屋のこと。住宅でのロフトは部屋の一角を2層構造にした上部の空間を指し、居住スペースとして利用されることが多い。
窓
- 上げ下げ窓
- 上下に動かして開閉する窓。上は固定で下だけを上げ下げするものや上下とも開閉できるものなどがある窓。
- 内倒し窓
- ガラス戸を室内側に倒して開く窓。トイレや浴室などの採光・換気用として用いられるケースが多い。
- ガラスルーバー窓
- ガラスのルーバーをハンドルなどで開閉する窓。目隠しにもなるので、トイレや浴室で多く用いられる。
- 出窓
- 壁面より外側に張り出した窓。
- 天窓
- 屋根面に取り付ける明り取りの窓。
- 二重窓
- 室内の防寒や保温、防音などのために、外戸と内戸で二重にした窓。
- 引違い窓
- 左右に開閉する最もポピュラーな窓。一般的な一戸建て住宅やマンションなどに用いられている。
- FIX窓
- 開閉することができないはめ殺し窓。
テラス・バルコニー
- ウッドデッキ
- 建物の前、庭先などに地面より一段高く設置される板張りのデッキ。最近では、耐久性を強化するために樹脂などを注入した、特殊加工木材などを利用することもある。
- テラス
- ダイニングやリビングの外に作られた、部屋と庭とをつなぐスペース。
- バルコニー
- 建物の外壁から突出した手すりつきの屋外の床のこと。主に2階建て住宅に使用するものをいい、部屋から出られるようになっている。
外壁
- 珪藻土
- 植物の藻(太古の植物プランクトン)が積もって化石化した土。結露やかびの予防に効果を発揮し、消臭効果もあるため、住宅の壁などに使われることが多い。
- 小舞壁
- 竹や木で組んだ、小舞下地に壁土を塗り重ねて仕上げた土壁。
- コンクリート打ち放し
- 仕上げ材を施さずに、コンクリートの型枠を取はずしたそのままの状態を見せる仕上げ法のこと。
- サイディングボード
- 耐水・耐候性にすぐれた板状の外壁材。材質によって、窯業系・金属系・木質系・プラスチック系などの種類がある。
- 漆喰
- 左官仕上げの一種、もしくはその材料。消石灰・砂・すさ・のりなどを水で練り合わせたもの。
- 石膏ボード
- 焼石膏にパーライトなどを混合、水で練ったものを厚紙でサンドイッチにし、圧縮成形した板状の建材のこと。プラスターボードともいう。主に壁や天井の下地材などに使用される。
- 土壁
- 土を使用した左官仕上げの壁。
- 吹付け仕上げ
- セメント系や合成樹脂系などの吹き付け材を用いた、表面に凹凸模様を付けた外壁の仕上。
- ペンキ塗り
- 外壁仕上げの一種。ペンキを塗ることで外壁の装飾・保護をする。
- モルタル塗り
- 一般にセメント、砂、水を練り混ぜて作られた「モルタル」を外壁などに塗り付けて仕上げる工法。
屋根
- 入母屋屋根
- 屋根形式のひとつで、寄棟屋根と切妻屋根をあわせた屋根。
- 片流れ屋根
- 屋根形式のひとつで、一方向だけに勾配のある屋根。
- 切妻屋根
- 屋根形式のひとつで、二面で構成された単純な山形の屋根。
- 寄棟屋根
- 屋根形式のひとつ。長辺方向に棟をもち、四方向に隅棟をもつ屋根。棟が寄せ合っているところからこの名がある。
- 陸屋根
- 水平または、ほとんど傾斜のない屋根のこと。ビルやマンションに用いられることが多い。
- アスファルトシングル
- 屋根の仕上げ材の一種。砂付きルーフィングを屋根葺き用に切断、加工したもの。
- アスファルトフェルト
- フェルト材にストレートアスファルトを浸透させたもの。主に外壁などに用いられる防水・防湿材料。
- アスファルト防水
- アスファルト・アスファルトフェルト・アスファルトルーフィングなどを重ねて防水層を構成する防水工法。屋根・外壁などの防水に使用される。
- アスファルトルーフィング
- アスファルトフェルトの両面にブローンアスファルトを被覆し、表面に粘着防止材を散布した防水材料。屋根・外壁などの防水に使用される。
- 一文字葺き
- スレートや金属板による屋根の葺き方のひとつ。葺きあがったとき屋根の水平方向が一直線になる葺き方。
- わら葺き
- わらで屋根を葺くこと。20〜40年で屋根全体の葺き替えが必要となり、高額の費用がかかる。
- 雨樋
- 屋根で受けた雨水を地上に導く樋。
- 耐水合板
- 耐水性能にすぐれた合板のこと。
- 野地板
- 屋根葺きの下地材となる板。
- カラー鉄板
- 色つきの鉄板にサビ止め加工した屋根の仕上げ材。
- ガルバリウム鋼板
- 鋼板の両面にメッキ加工した屋根の仕上げ材。耐久性に優れている。
- スレート瓦
- 屋根葺きの材料として使われる石質の瓦。粘板岩や頁岩などでつくられた天然スレート、石綿とセメントを混合し、加圧成形してつくられた人工スレートがある。
- 屋根勾配
- 屋根面の傾斜の角度のこと。水平対垂直の比で表し、一般には寸勾配で示す。
- 雪止め
- 屋根に積もった雪が落下するのを防ぐために、棟と平行に屋根面に取り付ける部材。
門扉
- 折り戸
- 開閉時に折り畳めるようになっている戸。スペースの少ない場所に適している。
- 両開き扉
- 2枚の扉で構成された戸。
全面リフォーム
- 改装
- 建築物の内装や外装の模様替えをすること。
- 改築
- 建築物の全部または一部を取り壊して作りかえること。
- 増築
- 既存の建物全体を取り壊すのではなく、建物の一部を改造して、床面積を増加させること。
- 介護設備工事
- 寝たきりの方や体の不自由な方などの介護を行う際に必要な、動線の整備や補助器具の設置、バリアフリー化などを行う工事。
- 健康住宅工事
- ホルムアルデヒドなどの揮発性有機化合物や有機リン系の化学物質などを含まない材料を使って住宅を改善する工事。
- 省エネルギー工事
- 太陽熱などの利用やガス、電力の効率的な利用、機器の効率を上げるなどを考えて計画・設計された住宅工事。
- バリアフリー工事
- 高齢者や障害のある方の障壁(バリア)を除去することを目的に建物内の段差解消などを行う工事。
- ホームAV工事
- AV機器(モニター、スピーカーなど)の壁内設置や、防音工事などを行うこと。
- ホームLAN工事
- 各部屋に設置される、複数台のOA機器を接続するために行う配線工事。
- 耐震補強
- 建物の耐震性を高めるために、建物の主要な構造(基礎・土台、柱、梁、床、壁、天井)に対して行う補強のこと。
その他
- 建ぺい率
- 建物の建築面積の敷地面積に対する割合のこと。用途地域や防火地域などにおいて、建築可能な割合の限度が定められている。
- 坪
- 広さを表す単位。1坪は畳2枚分の広さで約3.3m2。
- 木造軸組工法
- 土台や柱、梁などの「軸組」で建物を支える工法。日本で古くから発達してきた伝統工法を簡略化・発展させた構法で、在来工法とも呼ばれる。
- リフォーム
- 居住空間を、これまでより快適な形に増築、改築、修理、修繕すること。増築や間取り変更など居住スペースを大規模に変更するものから、室内の模様替えなどを指すことが多い。