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家庭用燃料電池「エネファーム」の累計販売台数が10,000台を突破しました

平成29年12月20日

 西部ガスが、平成21年6月から販売を開始した家庭用燃料電池「エネファーム」の累計販売台数(設置ベース)が、12月19日に10,000台を突破しました。

 家庭用燃料電池「エネファーム」は、省エネ・CO2削減といった環境性の高さに加え、社会的ニーズが高まっている低炭素社会や電力ピークカットにも貢献する分散型エネルギーシステムであり、その普及が期待されています。また、平成27年には集合住宅への導入も開始し、本年には発電状況の遠隔見守りやガス機器の遠隔操作等が可能になるIoTを活用したサービスが利用できるタイプのエネファームの販売も開始しました。
このように、弊社は平成21年6月の販売開始以来、積極的なエネファームの販売活動に努め、販売開始から約8年で累計販売台数が10,000台を突破しました。

 西部ガスは、今後も「エネファーム」のご提案を通じて、お客さまの快適な暮らしづくりに貢献していくとともに、省エネ・環境の保全といった社会的なニーズにお応えしてまいります。

【エネファーム販売実績の推移(設置ベース)】

(台)
平成
21年度
平成
22年度
平成
23年度
平成
24年度
平成
25年度
平成
26年度
平成
27年度
平成
28年度
平成
29年度
販売実績 84 227 448 926 1,283 1,387 2,600 1,910 1,135(※)
累  計 - 311 759 1,685 2,968 4,355 6,955 8,865 10,000
(※)12月19日集計時点

以上

ご参考

家庭用燃料電池「エネファーム」について

【エネファームの特徴】

 「エネファーム」は、都市ガスから取り出した水素を空気中の酸素と化学反応させて発電し、発電した電気は家庭内で利用します。その際に出る熱も給湯や暖房に利用し、無駄なく活用できるため、年間のCO2排出量を約1.4トン削減(※1)できます。
 また、エネファームで発電した電気を使うことで、家庭での購入電力量が約48%減少(※2)するため、経済性にも優れた商品です。

■一次エネルギー利用効率の比較

発電所で電気をつくる時に発生する大量の熱は利用できずにやむなく捨てられています。エネファームなら自宅で発電するので、排熱を有効に利用できエネルギーをムダなく使えます。

一次エネルギー利用効率の比較

【エネファームの外観】

エネファームの外観

【エネファームの商品仕様】

パナソニック(株)製 アイシン精機(株)製
発売日

2009年6月1日(発売開始日)
2017年4月1日(現行モデル発売日)

2013年6月1日(発売開始日)
2016年4月1日(現行モデル発売日)

燃料電池の種類 固体高分子形(PEFC) 固体酸化物形(SOFC)
性能 発電出力 200W〜700W 50W〜700W
定格発電効率 39.0%(LHV)(※3) 52.0%(LHV)(※3)
定格総合効率 95.0%(LHV)(※3) 87.0%(LHV)(※3)
貯湯タンク容量 140リットル 28リットル
寸法 燃料電池ユニット H1,750mm×W400mm×D400mm H1,195mm×W780mm×D330mm
貯湯ユニット H1,750mm×W700mm×D400mm (燃料電池ユニットに内蔵)
バックアップ熱源機 (貯湯ユニットに内蔵) H750mm×W480mm×D240mm
重量 燃料電池ユニット 65kg 106Kg
貯湯ユニット 88kg (燃料電池ユニットに内蔵)
バックアップ熱源機 (貯湯ユニット内蔵) 38Kg

以上