印刷

原料費調整制度に基づくガス料金単価の調整
(平成21年4月検針分)

平成21年1月29日

当社は、原料費調整制度に基づき、平成21年4月検針分のガス料金単価を、 1〜3月分に比べて、1m3あたり▲0.82円(注)(消費税込み)、標準家庭(23m3/月)においては月額▲19円(消費税込み)の調整を行うことになりました。
  今回の調整は、平成20年10〜12月の平均原料価格および平成21年1〜3月検針分の激変緩和措置に伴う単価調整に基づくものです。
  また、平成21年4月検針分に適用するガス料金は、3月の検針票であらかじめお客さまにお知らせいたします。
  なお、経済産業大臣の諮問機関である総合資源エネルギー調査会の都市熱エネルギー部会において、原料費調整制度の見直しが検討され、 5月から新制度が適用される予定となっています。詳細については、決定次第お知らせいたします。

(注)一般ガス供給約款および家庭用選択約款の場合。業務用選択約款の場合は▲1.20円。

1. 一般ガス供給約款料金における従量料金単価

(消費税込み・基準単位料金に調整額を加算し、小数第3位以下の端数は切り捨て)

  1〜3月検針分(a) 4月検針分(b) 影響額(b-a)
料金表 A(0〜15m3 234.93円 234.11円 ▲0.82円
料金表 B(16〜30m3 220.21円 219.39円
料金表 C(31〜100m3 206.56円 205.74円
料金表 D(101m3以上) 200.89円 200.07円
※4月検針分の従量料金単価には激変緩和措置による加算単価(+0.98円)を含みます

2. ガス料金への影響(標準家庭の1カ月ご使用例、消費税込み)

1カ月ご使用量 1〜3月検針分(a) 4月検針分(b) 影響額(b−a)
23m3 6,156円 6,137円 ▲19円
計算式》ガス料金 = 基本料金(税込み)+従量料金単価(税込み)×使用量
※1円未満の端数は切り捨て

3. 平均原料価格(10円未満の端数は四捨五入)

  平成20年
7〜9月
平成20年
10〜12月
基準平均
原料価格
LNG平均輸入価格(貿易統計値) 74,700円/トン 73,110円/トン  
LPG平均輸入価格(貿易統計値) 103,740円/トン 71,980円/トン  
平均原料価格(LNG換算) 78,720円/トン 73,580円/トン 66,560円/トン
※平均原料価格 = LNG平均輸入価格×0.8907 + LPG平均輸入価格×0.1175

≪ご参考≫

平成21年4月検針分ガス料金の算定について
(一般ガス供給約款料金の場合)

1. 原料価格変動額

平成20年10〜12月 (1) 基準平均原料価格 (2) 原料価格の変動額((1)−(2))
73,580円/トン 66,560円/トン 7,000円/トン
※100円未満の端数は切り捨て

2. 1m3あたり調整額(従量料金単価調整額)

(1)原料費調整制度による調整額 +6.10円
(2)激変緩和措置による調整額 +0.98円
1m3あたり調整額((1)+(2)) +7.08円

(1)原料費調整制度による調整額

原料価格変動額が+7,000円となり調整バンド(±3,330円)を超えているので 従量料金単価を調整します。

1m3あたり調整額 +6.10円

(算 式) 0.083円(100円あたり調整額)×(7,000円/100円)×1.05

(2)激変緩和措置による調整額

平成21年1〜3月期の原料費調整制度による単位料金調整額を2.64円/m3(税込み)引き下げ、引き下げ相当額は平成21年4月〜平成22年3月検針分までの1年間にわたり、平準化して加算します。

1m3あたり調整額 +0.98円

3. 一般ガス供給約款料金表

(円)
料金区分(月間ご使用量) 基本料金 4月従量料金
((1)+(2))
基準単位料金(1) 今回調整額(2)
料 金 表 A(0〜15m3 871.50 234.11 227.03 +7.08
料 金 表 B(16〜30m3 1,092.00 219.39 212.31
料 金 表 C(31〜100m3 1,501.50 205.74 198.66
料 金 表 D(101m3以上) 2,068.50 200.07 192.99
※「今回調整額」には激変緩和措置による加算単価(+0.98円)を含みます

4. 標準家庭におけるガス料金

1カ月ご使用量 4月検針分 計算式
23m3 6,137円 基本料金(税込)+従量料金単価(税込)×使用量
=1,092.00円+(219.39円×23m3)=6,137円
※1円未満の端数は切り捨て
以上