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LNG受入基地建設計画の検討開始について

平成21年2月17日

 西部ガス株式会社は、このたび天然ガスの更なる普及促進のため、北九州市響灘地区にLNG(液化天然ガス)受入基地建設の検討を開始します。

 当社が都市ガスとして供給する天然ガスは、安定供給性や利便性、さらには環境性にも優れたエネルギーであることから、 家庭用や工業用などのさまざまな分野において需要が拡大してきました。更に環境問題への取り組み意識がますます高まる中、 低炭素社会の実現にも貢献できる天然ガスの需要は、今後も増加していくことが予想されます。
 特に、北九州地区をはじめとする福岡県北部においては、今後も大口産業用分野などの需要拡大が見込まれており、将来を見据えた天然ガス供給基盤の整備を行っていくことは、当社の重要な課題といえます。

 このようなことから、当社は、今後の需要の増加に対応する天然ガス供給能力を確保することを目的として、北九州市響灘地区におけるLNG受入基地建設について、本格的な検討に着手することとしたものです。

《 計 画 概 要 》

1.候補地
北九州市響灘地区(北九州市若松区)
2.敷地面積
約30万m2
3.主要設備
LNGタンク(18万kl×1基)、LNG気化器、ローリ出荷設備、外航LNG船受入バース 等
4.運転開始
平成27年(目標)
以上