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ドクターフーヅ株式会社、及び日本鮮食株式会社の株式取得について

平成23年7月7日

 西部ガス株式会社は、ドクターフーヅ株式会社(代表取締役社長:川路季美)、及び日本鮮食株式会社(代表取締役社長:梅田隆平)の2社すべての株式を西部ガスが取得することで両社の株主と合意し、6月28日に株式譲渡契約を締結しました。

 西部ガスグループは、これまでも(株)八仙閣のレストラン事業、エスジーグリーンハウス(株)の水耕栽培野菜の栽培・販売事業など、ガス事業と密接に関わる「食」分野の事業に幅広く取り組んできました。
 ドクターフーヅ(株)は、高齢化社会に向けて、日本初となる療養食の宅配サービスを開始した会社であり、現在福岡都市圏で宅配サービス事業を行なうとともに、病院や福祉施設の給食受託事業を展開しています。一方、日本鮮食(株)は食品加工製造を行っており、特に業務用貝のレトルトではトップクラスの国内シェアを持っています。また、特許を取得している「ジュール加熱装置(※)」による加工食材は、食育や健康面から病院食・学校給食での採用が期待されています。
 このようなことから、当社では、ドクターフーヅ(株)、及び日本鮮食(株)をグループに加えることにより、当社グループの「食」関連事業を拡充・強化するとともに、既存事業とのシナジー効果の拡大を図っていきます。

 なお、ドクターフーヅ(株)、及び日本鮮食(株)は、西部ガスグループの一員として、今後もこれまでと変わらない高品質のサービスをお客さまに提供してまいります。引き続きご愛顧くださいますよう、お願いいたします。

(※)ジュール加熱
素材に高周波電流を通すことで発生する電気抵抗により、素材が自己発熱することを利用した加熱方法。旨みを内部に閉じ込め、美味しさを引き出すことができる。

以上

≪ご参考≫

<ドクターフーヅ株式会社・日本鮮食株式会社の概要>

平成23年6月27日現在

社名 ドクターフーヅ株式会社 日本鮮食株式会社
代表者 川路 季美 梅田 隆平
所在地 福岡市中央区那の津3-9-11 糸島市二丈深江2142-3
設立 昭和62年10月6日 昭和61年4月3日
資本金 20百万円 20百万円
従業員数 180名(役員・パート含む) 80名(役員・パート含む)
主な事業内容 病院・福祉施設等の給食業務受託、
調理済み療養食の宅配
食品加工製造業
(食品、惣菜及び冷凍加工)
売上高 745百万円(平成22年9月期) 428百万円(平成23年3月期)
< 西部ガスグループへの効果 >
  
●健康食・療養食などの「食の提案」を配信
●高齢者向けに「食」をはじめとするサービスメニューを充実させ、高齢化世帯への新たなサービス体制を構築
●お客さまとの接点強化及び既存事業との相乗効果
●病院・福祉施設へのコージェネレーション、空調、厨房機器などのPR