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「ガス風呂釜の修理時における安全装置の不適切な配線」に
係る対応に関する指示文書の受領について

平成23年8月12日

 当社は、本日、経済産業省原子力安全・保安院企画調整課長およびガス安全課長から、「ガス風呂釜の修理時における安全装置の不適切な配線(※)」に係る対応について、指示をいただきました。

※当社は、不適切な配線の可能性があるふろ釜「2,457台」について安全装置の結線点検を行うことを、平成23年8月11日に公表しています

 当社では、監督官庁である経済産業省原子力安全・保安院から、当該指示を受けたことを厳粛に受け止め、お客さまに安心して安全にガスをご使用いただけるよう、「2,457台」の点検を確実に実施していくとともに、このような不適切な配線が行われた原因究明に努めてまいります。

以上

《 ご 参 考 : 経済産業省原子力安全・保安院から受領した指示内容 》

ガス風呂釜の修理時における安全装置の不適切な配線に係る対応について(指示)

 貴社が福岡県営住宅、福岡県住宅供給公社住宅、福岡市営住宅及びUR都市機構住宅の各管理者と締結した業務契約の下で修理が行われたガス風呂釜について、修理時に施されたとみられる不適切な機器内部配線の変更により、空だき防止装置の機能が作動しない状態とされていました。このことは、ガス保安上の観点から不適切な行為であり、大変遺憾です。
 このため、原子力安全・保安院は、貴社に対し、下記の事項について実施することを求めます。

  1. 1.不適切な修理が行われていた可能性があるガス風呂釜2,457件のすべてについて、速やかに点検を実施し、その結果を平成23年9月1日までにガス安全課まで報告すること。ただし、本来の回路どおりの結線となっていないガス風呂釜が発見された場合には、直ちに報告するとともに本来の回路どおりの結線に戻すこと。
  2. 2.不適切な配線変更が行われた原因を究明し、平成23年9月5日までにガス安全課まで報告すること。
  3. 3.再発防止策を策定し、平成23年9月5日までにガス安全課まで報告すること。