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「ふろ釜の安全装置の不適切な配線」に関する結線点検の結果について

平成23年9月1日

 西部ガスは、安全装置に不適切な配線の可能性があるふろ釜「2,457台」を対象とした結線点検の結果について、経済産業省原子力安全・保安院ガス安全課に本日報告を行いました(※1)。

 この結線点検は、福岡市営住宅のふろ釜(福岡市の所有釜)の安全装置に不適切な配線が行われている事例を2件確認したことを踏まえて、同様の可能性があるふろ釜「2,457台」を対象に、安全装置の結線点検を進めていたものです(平成23年8月11日公表)。
 今回の点検活動の結果、当初2件の事例を含めて通算で4件、ふろ釜の安全装置に不適切な配線が行われている事例を確認しました。(全て、本来の配線に戻し済み)これまでに確認された4件の不適切な配線が行われた時期や原因・実施者は、現時点では特定できておりませんが、いずれも当社グループ会社による修理履歴があったことから、当社グループ会社の修理担当者(※2)が修理の際に安全装置の不適切な配線に関わっている可能性があると考えています。

 当社では、今般の「ふろ釜の安全装置の不適切な配線」を重大かつ厳粛に受け止めており、今回の点検結果を踏まえた原因究明と再発防止策の検討を進めて、9月5日までに経済産業省原子力安全・保安院ガス安全課に報告を行い、公表する予定です。

(※1)この報告は、当社が8月12日付で経済産業省原子力安全・保安院から受けた指示を踏まえたものです(8月12日公表)

(※2)当社グループ会社が契約している修理担当者を含みます。


  1. 1.結線点検結果(8月31日現在)
    区  分 点検対象台数 点検完了台数 不適切配線の台数
    (点検完了の内数)
    福岡市営住宅 1,066台 1,009台 0台
    福岡県営住宅 159台 151台 0台
    福岡県公社住宅 53台 48台 0台
    UR都市機構住宅 1,179台 1,102台 2台
    合   計 2,457台 2,310台 2台

    注1)詳細結果は、添付資料「経済産業省原子力安全・保安院への報告事項」P3をご参照願います

    注2)点検未完了の147台(不在38台、予約49台・入居閉栓49台・拒否11台)については、今後もお客さまの状態別に継続的な折衝を行います。お客さまから連絡が入り次第速やかに点検を実施いたします。(詳細は同添付資料P4をご参照願います)


  2. 2.経済産業省原子力安全・保安院への報告内容
    →■添付資料をご参照願います。
以上