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停電時自立運転機能付き 家庭用ガスコージェネレーションシステム
「エコウィルプラス」を発売します

平成24年9月25日

 西部ガスは、平成24年11月21日から、停電時自立運転機能付きの家庭用ガスコージェネレーションシステム「エコウィルプラス」を発売します。

 「エコウィル」は、クリーンな天然ガスを燃料とした高効率ガスエンジンで発電した電力を家庭内で使用するとともに、発電時に発生した排熱を給湯やガス温水式床暖房、ガス温水式浴室暖房乾燥機(ミストサウナ機能付含む)などに利用できるエネルギー効率の高い、家庭用ガスコージェネレーションシステムです。平成15年3月の発売以来、その環境性・経済性・快適性をお客さまから高く評価いただき、当社の平成24年8月末までの累計販売台数は4,900台※1を超えています。また、平成22年度からは、太陽光発電システムとの組み合わせによる“W(ダブル)発電システム”としての設置も進んでいます。

 「エコウィルプラス」※2は、現行の「エコウィル」※3に停電時自立運転機能を付加したもので、停電が発生した場合でも、手で始動グリップを引っ張ってエンジンを起動させることにより、系統電力から自立して発電運転を開始することができます。自立運転時の発電出力は最大980Wで、停電時にも専用コンセントからテレビやノートパソコン、夜間の照明、夏場の扇風機等の利用が可能です。また、シャワー等の給湯や、冬場の床暖房などにも利用できます。

 西部ガスでは、「エコウィルプラス」をラインアップに加えることで、従来以上にお客さまの多様なニーズにお応えできる体制となったと考えています。
当社は、今後も家庭用ガスコージェネレーションシステムである「エコウィル」と「エネファーム」のご提案を通じて、お客さまの快適な暮らしづくりに貢献していくとともに、省エネ・節電・環境の保全といった社会的なニーズにお応えしてまいります。

※1 設置ベース
※2 「エコウィルプラス」は、本田技研工業株式会社(社長:伊東孝紳)が新たに停電時でも自立発電運転ができる機能を付加した1kWガスエンジン発電ユニットを開発し、当社、東京ガス株式会社(社長:岡本毅)、大阪ガス株式会社(社長:尾崎裕)、東邦ガス株式会社(社長:安井香一)、株式会社ノーリツ(社長:國井総一郎)、株式会社長府製作所(社長:橋本和洋)が、自立発電運転時の排熱処理制御を従来の排熱利用給湯暖房ユニットに追加しました
※3 平成23年5月23日プレスリリース資料をご参照ください

【外観】

外観
左側:ガスエンジン発電ユニット
右側:排熱利用給湯暖房ユニット

【停電時運転の電気の流れ】

停電時運転の電気の流れ

【停電時の起動方法】

起動方法1
貯湯ユニットの電源プラグを自立運転専用貯湯ユニット用コンセントに差し替える。   発電ユニットの発電モード
切替スイッチを「停電時」に切り替える。
  発電ユニット内蔵の始動
グリップを引いて起動する。

【仕様概要】

性能 発電出力 連係運転:1.0kW
停電時運転:0.98kVA
排熱出力 2.5kW
効率
(LHV基準)
発電効率 26.3%
総合効率 92.0%
貯湯タンク容量 90L
寸法 ガスエンジン
発電ユニット
H750mm×W580mm×D298mm
排熱利用給湯
暖房ユニット
H1,690mm×W720mm×D300mm
重量 ガスエンジン
発電ユニット
76kg
排熱利用給湯
暖房ユニット
83kg
希望小売価格
(税込み・設置工事費別)
1,022,070円

※ 排熱利用給湯暖房ユニットは、(株)ノーリツ製のものです

【エコウィルプラス ロゴ】

エコウィル プラス ロゴ

以上