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北九州市響灘地区における大規模太陽光発電所の建設について

平成24年11月29日

 西部ガスグループは、北九州市若松区響灘地区において、20.5MW(メガワット)の太陽光発電所「エネ・シードひびき太陽光発電所」を建設し、太陽光発電事業を行います。

 弊社グループは、本年4月に、再生可能エネルギー利用事業を担う「エネ・シード株式会社」を設立(西部ガス100%出資)して、太陽光発電事業に参入しました。これまでに、大牟田市・長崎市・北九州市の弊社、及び弊社グループの都市ガス工場の未利用地部分に太陽光発電所を建設して事業を開始しており、大牟田市・長崎市の各発電所は本年10月から運転を開始し、北九州市の発電所は本年12月下旬に竣工・運転開始の予定です。

 「エネ・シードひびき太陽光発電所」は、北九州市響灘地区(北九州市若松区向洋町)に建設する弊社グループで4ヵ所目の太陽光発電所であり、その発電規模(20.5MW)は、弊社グループでは最大、北九州市内でも最大となります。また、同発電所の建設工事は平成25年4月に着工、同26年2月に一部の運用を開始し、同26年9月までに全面運用を開始する予定です。

 また、「エネ・シードひびき太陽光発電所」は、エネ・シード(株)と旭硝子株式会社が共同出資して12月下旬に設立される「エネ・シードひびき株式会社」が建設し、運営します。

 西部ガスグループは、「エネルギーセキュリティ向上(分散化・多様化)」「環境負荷低減」「地域活性化」に貢献することを目的に、今後も地産地消型である再生可能エネルギーの普及に努めてまいります。

※ 弊社グループの太陽光発電事業の考え方や、大牟田・長崎・北九州における太陽光発電事業の内容等については、こちらの「参考資料:西部ガスの太陽光発電事業」をご参照願います

「エネ・シードひびき太陽光発電所」事業概要

1.エネ・シードひびき太陽光発電所の概要

施設名称 エネ・シードひびき太陽光発電所
事業会社 エネ・シードひびき株式会社   ※会社概要は「2.」をご参照願います
建設地 福岡県北九州市若松区向洋町18-1 (旭硝子(株)所有地)
敷地面積 約25万6千m2
建設期間 平成25年4月 〜 平成26年9月
発電規模 20.5MW
※年間発電量は、一般家庭約6,200戸の年間電力使用量に相当
運用開始 平成26年9月までに全面運用開始
(工事の進捗にあわせて、同26年2月から一部売電を開始する予定)
投資額 約60億円

※MW=メガワット(1MW=1,000kw)

2.会社概要・事業スキーム

  1. (1)事業スキーム
    1. ◎西部ガス100%出資の子会社であるエネ・シード株式会社と旭硝子株式会社が共同出資(エネ・シード51%・旭硝子49%)して、「エネ・シードひびき株式会社」を設立します
    2. ◎「エネ・シードひびき(株)」は、旭硝子(株)が所有する土地を賃借して、「エネ・シードひびき太陽光発電所」を建設し、同発電所を運営します
    3. ◎「エネ・シードひびき太陽光発電所」で発電した電力は、全量を九州電力に売電します
  2. (2)「エネ・シードひびき(株)」会社概要
  3. 名称 エネ・シードひびき株式会社
    所在地 福岡県福岡市博多区千代一丁目17番1号
    設立年月日 平成24年12月下旬(予定)
    設立時資本金
    (出資割合)
    2千万円  ※工事の進捗にあわせて18億9千万円までの増資を予定
    (エネ・シード株式会社51%、旭硝子株式会社49%)
    代表者 代表取締役社長 西田 和則(予定)
    事業内容 太陽光発電事業 

3.「エネ・シードひびき太陽光発電所」の建設地・完成イメージ

  1. ≪エネ・シードひびき太陽光発電所 建設地≫
  2. 外観

    (北九州市若松区向洋町18-1)

  3. ≪エネ・シードひびき太陽光発電所 完成イメージ≫
  4. 外観

以上