(株)すかいらーくのファミリーレストラン「バーミヤン」
で、ガスコージェネレーションシステムを利用した
 「省エネ型レストラン」の共同実証試験を開始しました。


平成15年10月9日
 
 
株式会社すかいらーく
西部ガス株式会社
 
 
 株式会社すかいらーくと西部ガス株式会社は、福岡市東区八田1丁目の複合商業施設「アピアリ八田」内に10月10日(金)にオープンする中華ファミリーレストラン「バーミヤン福岡八田店」において、ガスコージェネレーションシステムを利用した、「省エネルギー型レストラン」の共同実証試験を開始しました。

 システムによってつくられる電力と熱により、レストランの照明、給湯、暖房に利用されるエネルギーの大半を賄うことができます。

 今回の実証試験では、通常のシステムに比べて、使用するエネルギーを約30%節約し、排出する二酸化炭素は年間約18トン削減することを見込んでいます。
 また、ランニングコスト(電力料金、ガス料金、メンテナンス費用)は、約15%削減される見込みです。

 省エネルギーの中心となる、発電能力6kWのマイクロガスエンジンは、アイシン精機株式会社がGHP(ガスエンジンヒートポンプ)技術をベースに開発し、平成14年4月に商品化したものです。
 また各種データの収集は、三和システム株式会社(福岡県久留米市)が開発した遠隔監視システムにより行われます。

 両社は今後、1年間かけてデータを収集し、「省エネルギー型レストラン」の経済性、環境性、運転保守性を検証します。