原料費調整制度に基づくガス料金の調整について

平成16年1月28日

 本日、平成15年12月分のLNG等輸入価格の通関統計値が発表されました。これにより、原料費調整制度に適用される平成15年10〜12月の平均原料価格が決定し、平成16年4月検針分〜6月検針分までの料金が確定されることになりました。
 具体的には、原料価格の変動が基準原料価格の5%(調整バンド)を超えたため、以下の通り調整されることとなるものです。

1. 平均原料価格
トン当たり 26,890円
(算 式) 26,800円×0.7808+34,780円×0.1715
(10円未満の端数は四捨五入)
2. 原料価格変動額
-2,100円
(算 式) 26,890円(平均原料価格)−29,070円(基準原料価格)
(100円未満の端数は切り捨て)
3. 調 整 額

原料価格変動額が-2,100円となり調整バンド(1,450円)を超えているので従量料金単価を調整します。

1m3当たり -1.806円 …… 46.04655MJ(11,000kcal)地区
(算 式) 0.086円(100円当たり調整額)×(-2,100円/100円)
 
4. 従量料金単価
(基準単位料金に調整額を加算し、小数点第3位以下の端数は切り捨て) 
46.04655MJ
(11,000kcal)
1〜3月従量料金単価(a) 4〜6月従量料金単価(b) 影響額(b-a)
料 金 表 A 192.43円 190.62円 −1.81円
料 金 表 B 178.40円 176.59円
料 金 表 C 164.40円 162.59円
料 金 表 D 161.90円 160.09円
 
5. お客さまへの影響(モデル家庭の1ヵ月ご使用例)※( )内消費税抜き金額
1ヵ月ご使用量 1〜3月料金(a) 4〜6月料金(b) 影響額(b-a)
40m3
〔46.04655MJ(11,000kcal)〕
8,437円
(8,036円)
8,361円
(7,963円)
−76円
(−73円)
モデル家庭については、一戸建住宅の厨房、風呂および給湯(台所、洗面所、シャワーの3ヵ所給湯)を中心にご使用いただいているお客さま(家族構成:夫婦と子供2人の4人世帯)とし、これを当社の使用実態に合わせて算定しました。