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発電効率が22.5%となり環境性・経済性がさらに向上
新型ガス発電・給湯暖冷房システム
「ECOWILL(エコウィル)」を発売します

平成18年9月25日

 西部ガス株式会社(社長:小川弘毅)は、ガスエンジン発電ユニットの改良により発電効率が22.5%となり、環境性・経済性がさらに向上した新型のガス発電・給湯暖冷房システム(1kW家庭用ガスエンジンコージェネレーションシステム) 『ECOWILL』を、平成18年11月上旬から発売します。
 本システムは、当社、東京ガス株式会社(社長:鳥原光憲)、大阪ガス株式会社(社長:芝野博文)、東邦ガス株式会社(社長:水野耕太郎)、株式会社ノーリツ(社長:神崎茂治)、株式会社長府製作所(社長:川上康男)が共同開発したガスエンジン排熱利用システムと、本田技研工業株式会社(社長:福井威夫)が開発した1kWガスエンジンを組み合わせたものです。

 『ECOWILL』は、発電した電力を家庭内で使用するとともに、発電時に発生した排熱を有効に活用し、給湯やミストサウナ、ガス温水床暖房、浴室暖房乾燥機等に利用する、エネルギー効率の高いシステムです。
 平成15年3月の発売以来、商品のもつ環境性・経済性がお客さまから高く評価され、当社の累計販売台数は平成18年8月までに1,196台となりました。

 今回の開発では、お客さまから寄せられたご要望にお応えするため、各メーカーと検討を重ね、発電効率を高めて環境性・経済性のさらなる向上と、設置性・デザイン性の改善を実現しました。
 新製品の特徴は、以下のとおりです。

(1)発電効率・総合エネルギー効率を向上

ガスエンジン発電ユニットは、エンジンの圧縮比アップ、発電機・インバータの損失低減等により、発電効率が従来の20%から1割以上改善され22.5%になりました。 排熱利用効率を含めた総合エネルギー効率も、従来の85%から85.5%に向上しました(※1)。
また、排熱利用給湯暖房ユニットも、発電効率向上による省エネルギー効果を最大限に実現するよう、従来の学習機能等をさらに改良しました。
※1:数値は、LHV(低位発熱量基準)による表示

(2)省エネルギーとランニングコスト低減を実現

発電効率の向上等によりガス消費量が低減し、発電時間が増加しました。その結果、購入電力量が削減され、従来システム(給湯暖房機)と比較したランニングコストは、これまでの年間約3万6千円に加え、約2千円の節約効果が生まれます(※2)。
また、従来システムと比較した一次エネルギー消費量は、これまでの約13%ダウンから約14%にダウンに、また、二酸化炭素排出量は現行の約16%ダウンから約17%ダウンへと拡大しました。
※2:当社試算値(戸建住宅、延床面積:150m2、4人家族)

<従来システム>

適用料金
選択約款料金「ホットメリット、浴室乾燥暖房器割引」
所有機器
給湯暖房機/ガスコンロ/温水床暖房/浴室暖房乾燥機

<エコウィル>

適用料金
選択約款料金「エコウィルメリット」
所有機器
エコウィル/ガスコンロ/温水床暖房/給湯暖房機

(3)設置スペースの低減

ガスエンジン発電ユニット本体脚部を、従来の前後方向から左右方向へ変更し、壁と本体の必要距離を従来の100mmから50mmに低減しました。これにより、壁面からの突出寸法が従来の480mmから430mm(※3)に、50mm縮小されました。
※3:基礎独立設置の場合

(4)デザイン性・仕上がりの美観性を向上

ガスエンジン発電ユニットは、側面が凹凸なくフラットに、また本体正面は黒ラインを入れることにより、引き締まった印象を醸し出すデザインとしました。
更に、配線接続位置を上部から下部へ移動することで、仕上がりの美観性を向上しています。
 本商品のセット現金標準価格(税込)は、812,910円(長府製作所製ユニットとのセット)および820,260円(ノーリツ製ユニットとのセット)と据え置きを予定しており、機能を向上しつつ、コストメリットを高めました。
 新築・既設の戸建住宅のお客さまへさらなる提案活動を展開し、今年度の販売目標台数780台を目指します。
 今後も引き続き、さらなる発電効率の向上を含めたシステム商品開発に積極的に取り組むことで、お客さまのご要望にお応えしてまいります。


(参考資料)

■ガスエンジン発電ユニットの仕様

ガスエンジン発電ユニットの仕様

■排熱利用給湯暖房ユニットの仕様

排熱利用給湯暖房ユニットの仕様

以上