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原料費調整制度に基づくガス料金単価の調整
(平成19年1〜3月検針分)

平成18年10月30日

 本日、平成18年7〜9月のLNG等輸入価格(貿易統計値)が発表されました。 当社は原料費調整制度に基づき、原料価格の変動が基準平均原料価格の5%(調整バンド)を超えたため、基準単位料金(平成18年4月改定)に対する調整を行うこととなりました。
 平成19年1〜3月検針分のガス料金単価は、10〜12月検針分に比べ1m3あたり2.82円(消費税込み)、標準家庭(23m3/月)においては月額65円(消費税込み)の値上がりとなります。
 平成19年1〜3月検針分に適用するガス料金は、平成18年12月の検針票であらかじめお客さまにお知らせいたします。

1. 平均原料価格(10円未満の端数は四捨五入)

  平成18年
4〜6月
平成18年
7〜9月
基準平均
原料価格
LNG平均輸入価格(貿易統計値) 41,180円/トン 43,730円/トン  
LPG平均輸入価格(貿易統計値) 58,390円/トン 64,650円/トン  
平均原料価格(LNG換算) 43,760円/トン 46,800円/トン 43,510円/トン
※平均原料価格 = LNG平均輸入価格×0.8839 + LPG平均輸入価格×0.1260

2. 原料価格変動額(100円未満の端数は切り捨て)

46,800円/トン − 43,510円/トン =  3,200円/トン

3. 調整額

原料価格変動額が+3,200円となり調整バンド(2,180円)を超えているので、従量料金単価を調整します。
1m3あたり +2.822円
(算 式)0.084円(100円あたり調整額)×(3,200円/100円)×1.05

4. 従量料金単価(消費税込み)

(基準単位料金に調整額を加算し、小数第3位以下の端数は切り捨て)

  10〜12月検針分(a) 1〜3月検針分(b) 影響額(b-a)
料金表 A(0〜15m3 207.49円 210.31円 +2.82円
料金表 B(16〜30m3 192.77円 195.59円
料金表 C(31〜100m3 179.12円 181.94円
料金表 D(101m3以上) 174.08円 176.90円

5. ガス料金への影響(標準家庭の1カ月ご使用例、消費税込み)

1カ月ご使用量 10〜12月検針分(a) 1〜3月検針分(b) 影響額(b−a)
23m3 5,525円 5,590円 +65円

前回より「標準家庭」として、全ての家庭用お客さまの過去5年間(平成13〜17年度)月平均使用量実績(23m3/月)を採用しています。
これは、家庭における使用機器、形態の多様化や4人家族世帯の減少(単身世帯の増加)などガスの使用状況の変化が進み、これまでの40m3相当のモデルが必ずしも実態を反映しているとは言い難くなっているため、変更を行うものです。

[ご参考] 従来「モデル家庭」ガス料金への影響(1カ月ご使用例、消費税込み)

1カ月ご使用量 10〜12月検針分(a) 1〜3月検針分(b) 影響額(b−a)
40m3 8,666円 8,779円 +113円
《ガス料金の計算式》ガス料金 = 基本料金(税込み)+従量料金単価(税込み)×使用量
※1円未満の端数は切り捨て
以上