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福南幹線建設計画の長期延期について

平成19年11月21日

  西部ガス株式会社は、平成17年7月1日に経営効率化と供給安定性の向上を図るため、また、天然ガスの需要増に対応するため、福岡と大牟田をパイプラインで結ぶ福南幹線建設計画を発表しました。
 その後も環境問題に対する関心の高まりなどを受けて、天然ガスの需要は産業用を中心に増大する一方、世界的にLNGの需給が逼迫しており、また、原油価格高騰の影響を受け都市ガスの原料であるLNG価格が上昇する等、当社を取り巻く状況は大きく変化しました。
 このような中、燃料価格の変動等により変わる需要動向にあわせ、最適な投資のあり方、最適な供給方法について慎重に検討してきましたが、当面の天然ガスの需要増には既存設備の増強等により対応可能と判断し、福南幹線建設計画については長期延期することとしましたので、お知らせいたします。
 当社は今後も都市ガスの安定供給に努めてまいりますので、ご理解ご協力を賜りますようお願いいたします。

【ご参考】

長期延期を決定した福南幹線建設計画の概要(平成17年7月1日発表時)
計画延長
約90キロメートル
区   間
福北工場(福岡市)〜大牟田ガバナステーション(大牟田市)
工事期間
平成18年9月〜平成22年12月(予定)
以上