九州 老舗名店探訪
しん門
ハンバーグとオムライスの名店

▲2代目オーナーシェフの門司将治(もんじまさはる)さん昔ながらの味を大切にする
戸畑の老舗洋食店
1966(昭和41)年に戸畑で開業した「しん門」は、今年で創業59年を迎える洋食店です。創業者の門司昌幸(もんじまさゆき)さんは、ホテルやステーキ店、中華料理店での修業を経て、地元の戸畑にお店を構えました。87歳となった今も、ランチタイムには現役でフライパンを振っています。

現在は、息子の門司将治さんが2代目としてオーナーシェフを務めています。高校卒業後、東京の洋食店で修業を積み、その後、戸畑へ戻って35年ほど前に店を継ぎました。幼い頃から父の仕事を間近に見て育ち、店を継ぐことは自然な流れだったと言います。
現在58歳の将治さんは、まさにお店の歴史とともに人生を歩んできました。幼い頃から父の作る料理が大好きで、当時メニューにあったピラフが特にお気に入りだったそう。「店で働いていた母親にこっそり頼んで、お客さんの注文を装い、親父にピラフを作ってもらっていたんですよ」と笑います。

▲「秘伝のデミグラスソースのハンバーグランチ」1,705円(税込)パンまたはライス、サラダ、ドリンク付き
創業以来、継ぎ足してきた
“命のデミグラスソース”
メニューはハンバーグやオムライス、エビフライ、ステーキといった、昔から愛される洋食が中心。中でも評判なのが、自家製のデミグラスソースを使った料理です。牛すじ肉と香味野菜をじっくり煮込み、3〜4週間かけて仕上げるデミグラスソースは、上品なコクのある深い味わいが特徴。創業時から継ぎ足しながら使い続けており、将治さんは「命のソース」と呼んでいます。
このデミグラスソースをかけたハンバーグは、地元の精肉店に特注した合いびき肉を使い、創業当時から変わらぬレシピで作り続けています。カニ肉入りのオムライスには、周りのソースだけでなくライスにまでこのソースが隠し味として使われています。

熱々のステーキには
オリジナルの“50年ソース”を
ステーキには、初代が考案した「50年ソース」を使用。50年前に誕生したことから、この名が付けられました。りんご、しょうゆ、ごま油をベースにしたソースはほんのり甘めで、ステーキ肉のうまみと相まって、ご飯が進む味わいです。
ランチでは、「洋食ランチ」が人気。デミグラスソースがかかったミニハンバーグと、50年ソースを絡めた牛肉のカットステーキ、エビと魚のフライがワンプレートに。セットのスープは、ルーから手作りするコーンポタージュスープ。6~9月は、トマトとピーチの冷製スープも選べます。

創業当時から変わらず洋食のおいしさを発信し続けている「しん門」。地元を盛り上げる活動も行っており、定休日を利用して2カ月ごとに「しん門マルシェ」を地域の方々と開催。手作りお菓子やアクセサリーの販売など、さまざまな出店者が集まります。
「これからも昔と変わらぬ味とサービスを守っていきたい」と将治さん。手間をいとわず丁寧に基本を守って仕上げる料理と温かいもてなしは、確かにこの店に受け継がれています。

しん門
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住所
北九州市戸畑区浅生2-8-5
[ GoogleMap ] - 電話
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営業時間
11:00〜15:00(LO14:30)
17:00〜21:00(LO20:00) -
定休日
月曜(祝日の場合は営業し翌日休)、年末年始
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アクセス
JR「戸畑」駅より徒歩約7分
- HP