暮らしを彩る家仕事
知っておきたい
靴のお手入れ

新生活がスタートし、人との出会いが多い春。足元は、印象を左右する身だしなみの一つです。
靴の状態は、日々のちょっとしたケアの積み重ねで大きく変わります。
お気に入りの一足を心地よく履き続けるために、基本のお手入れについてご紹介します。
長く大事に履くポイント
靴の寿命を左右するのは、日々の習慣です。靴の基本的な扱い方をご紹介します。
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同じ靴を毎日履かない
毎日履き続けると、靴に大きな負担がかかります。1日履いたら翌日は別の靴に替えて休ませましょう。
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収納するのは湿気を取ってから
1日履いた靴はコップ1杯分の汗を吸っているといわれます。湿気は、カビや臭いの原因になります。玄関のたたきにひと晩置いて、内側の湿気を取ってから収納しましょう。靴を立て掛けるか、かかとやつま先を少し上げると、より効果的です。
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ぬれた時は陰干しで
自然乾燥を直射日光は素材を傷め、劣化を早めます。ドライヤーの温風や強い風を当てるのも、乾燥しすぎることがあるのでNG。風通しのいい日陰で自然に乾かしましょう。
革靴のお手入れ
履くほどに自分の足に馴染んでくる革靴。手入れをしながら大事に長く使うことで、革ならではの味わいが増すのが魅力です。
履いた後のケア
靴を脱いだ後、10秒もかからずにできるケア。履く度に行うことで劣化を防ぎ、良い状態を長く保ちます。
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ブラシでサッとほこりを払う

ほこりは革の水分や養分を吸い取り、湿気を留めるなど、さまざまなトラブルの原因になります。靴を脱いだ後は全体にサッとブラシをかけて、ほこりを払っておきましょう。
ポイントブラシ全体を使って、かかとからつま先へ、シワがあるところはシワに沿ってブラシをかけます。
雨の日に履いたら
靴底まで乾かす
水が染みた靴をそのまま玄関に置いておくと、靴底はずっと湿った状態に。立て掛ける、横に寝かすなどして靴底を浮かしましょう。
ポイントつま先を少し上げるだけでも、靴底に空気が通り乾燥しやすくなります。
革の手入れは人の肌と同じように、汚れを落として、乾燥しないよう水分や油分を補うのが基本です。
用意するもの
靴ブラシ(馬毛などコシがあるもの)
※ブラッシング用(STEP①で使用)
靴用クリーナー
布(綿がおすすめ)
ブラシまたは布
※クリーム塗布用(STEP③で使用)
靴ブラシ(豚毛など硬めのもの)
※クリーム塗り込み用(STEP③で使用)
仕上げ磨き用ミトン(マイクロファイバーや綿の布でもOK)
普段履く靴なら10回くらい履いたら1度、あまり履かない靴でも1~2ヶ月に1度は丁寧にケアするのがおすすめです。
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STEP① ほこりを払う

靴ブラシでほこりや汚れを払います。ほこりがたまりやすいシワの間や靴底との継ぎ目の部分まで丁寧に払いましょう。
ポイントブラシ全体を使って、大きく動かします。
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STEP② クリーナーで汚れを落とす

指に布を巻き、靴用クリーナーを付けます。分量は100円玉大が目安です。
ポイント布はピンと張って、シワができないように巻きましょう。

かかとやつま先などシワのない硬い部分から拭き始めて、1周。その後もう1周して浮いた汚れを拭き取ります。
ポイント布が汚れたらきれいな部分に巻き替えながら、力を入れずにやさしく拭きましょう。
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STEP③ クリームで水分と油分を補給

革に水分と油分を補うため、靴クリームを塗ります。ブラシにクリームを少量取り、全体に行き渡るように塗り伸ばします。
ポイントクリームは靴全体でコーヒー豆1粒分程度が目安です。ブラシの代わりに綿の布などを使ってもOK。

靴ブラシを使い、塗ったクリームを革に馴染ませていきます。
ポイントクリームを押し込むように、少し強めにブラシをかけましょう。
靴と同じ色のクリームを使うと傷が目立たなくなり、色の深みが増します。ぴったり合う色がない場合は、少し明るめの色を選びましょう。どの色の革にも使える無色のクリームも便利です。
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STEP④ 仕上げ

仕上げ磨き用のミトンで全体を乾拭きし、余分なクリームを拭き取って艶を出します。
ポイントクリームが表面に残っていると、ほこりが付着しやすくなります。ベタつきがなくなるまで拭きましょう。
気になることは早めに対処して、靴を長持ちさせましょう。
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初めて履く時は?靴の中には、完成から購入までに時間が経ち、革が乾燥しているものもあります。初めて履く時にはクリームを塗って、水分と油分の補給を。傷の予防にもなります。
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かかとがすり減った!底に貼ってあるゴムの部分だけなら交換は簡単。土台の部分まですり減ると補修が難しくなるので、早めに修理店へ持っていきましょう。
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シワが気になる!使っているうちに革にはシワが寄るものですが、シワはひび割れなどトラブルの原因になります。気になる時はシューキーパーを使って形を整え、シワを伸ばすのがおすすめです。
スニーカーのお手入れ
革靴とは違い、時間の経過とともに劣化してしまうスニーカー。きれいな状態を保つには汚れの予防と早めのケアが大切です。
予防する
防水スプレーは水をはじくだけでなく、汚れの付着も防ぎます。初めて履く時や雨の日だけでなく、1週間に1回ほどの定期的な使用がおすすめです。
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靴から25㎝ほど離して、全体にスプレーをかけます。臭いが強いので使用は屋外で。
ポイント靴の近くからかけると染みになることがあります。霧の中を通すような要領で、まんべんなくスプレーを行き渡らせましょう。

時間が経つほど汚れは落ちにくくなります。付いた汚れはなるべく早く落としましょう。
用意するもの
●靴用ブラシ(汚れを落とす硬めのもの) ●靴用消しゴム ●拭き取りクリーナー ●布(マイクロファイバー、綿など)
靴用ブラシ(汚れを落とす硬めのもの)
靴用消しゴム
拭き取りクリーナー
布(マイクロファイバー、綿など)
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STEP① ブラシで汚れを落とす

こびりついた土や泥などの汚れをブラシで落とします。
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STEP② ソールの汚れは
靴用の消しゴムで
ゴムやポリウレタンなどソールの汚れには靴用の消しゴムを使うのが手軽です。汚れによっては文房具の消しゴムで代用できることもあります。
ポイント消しゴムはソールだけでなく、ほかの部分(革以外)にも使えます。小さな範囲で試してみて、様子を見ながら軽くこすりましょう。
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STEP③ 拭き取りクリーナーで洗う

ブラシに拭き取りクリーナーを付け、汚れが気になるところをこすります。生地を傷めないように力を加減しましょう。ナイロンやキャンバス地、合皮にも使えます。
ポイント内側の汗が気になる場合は、中敷きだけ外して水洗いするのもおすすめです。

浮いた汚れを布で拭き取ればOK!手軽に汚れを落とせるだけでなく、水洗いによる変色や劣化も防げます。
ポイントクリーナーの成分が残らないように、しっかり拭き取りましょう。
ピックアップ!
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上靴洗いがグンと楽になる
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酒井 悠輔さん
暮らしを彩る雑貨が幅広くそろう「ハンズ博多店」。4階にはシューケアコーナーがあり、愛用品を長く使うためのお手入れグッズが充実しています。靴の専門知識が豊富で、お手入れ方法や最適なケアグッズ選びの相談にも応じてくれる酒井さん。「シューケアマイスター」の資格を取得し、靴磨きの大会にも出場するなど、技術の研鑽にも力を入れています。