とろけるような柔らかさが自慢の角煮をメインに、旬の魚や野菜をいただくランチ
 琥珀色の照りが印象的な角煮は、お箸ですっと切れる柔らかさ。適度にコクのある味つけが、皮と脂身、赤身が一体となった肉の味を盛り上げます。
 主人の佐藤虓治さんは、長崎を代表する卓袱料理のプロ。中でも並々ならぬこだわりを持つ豚の角煮は、国際味覚審査機構に3年連続で入賞する腕前です。
 ボイルした豚肉を大鍋で煮込むこと2日間。角煮の身上でもある照りと、とろけるような食感の決め手となるのは、まさに火加減。煮汁の煮立ち具合を見ながら炎を細かく調整するという、職人の技が光る作業です。
 そんな角煮を手軽に味わえる「とし定食」は他にも、旬の魚の刺身や、野菜の煮物などがセットに。その日に仕入れた材料を、長年培った日本料理の腕を生かして、佐藤さんがとびきりの逸品に仕上げます。
 長崎名物と旬を味わうちょっと贅沢なランチを、ぜひどうぞ。

創業以来の不動の人気を誇る角煮を味わう、新メニュー
①豚肉を煮込む際には、鍋底の外側だけ加熱するように炎を調整することで、煮汁が鍋肌から中心へと対流し、豚肉が絶妙な柔らかさに仕上がります。
②とし定食1,650円(コーヒー付き)
※価格は税込みです。


①2階の和室は、家族づれやグループでの利用にもおすすめです。
②お座敷でゆったりくつろげる2階建ての店内。奥にはカウンターも。


オーナー兼料理人 佐藤虓治(さとう こうじ)さん
火力の強さだけでなく、鍋底のどの部分に火を当てるかまで調節できるガスの炎。繊細な日本料理には欠かせません。 



「割烹 とし」
長崎市中町5-22
TEL.095-825-4452
営業時間/11:30〜13:30(13:00LO)、17:30〜22:00(21:00LO)
定休日/日曜日、年末年始
※営業状況については、通常営業時の情報です。新型コロナウイルス感染拡大に伴い、店舗によって臨時休業、営業時間短縮がございますので、ご利用の際は事前にご確認ください。