色鮮やかな「魚介と野菜のテリーヌ」はテーブルの主役となる華やかさが魅力。
少し手間はかかりますが、その労に見合うほど、褒められること間違いなしです!


〈 本日の先生 〉

フレンチバルKATO
加藤 智之さん

フレンチの巨匠・熊谷喜八氏の元で学び、「KIHACHI福岡店」開業時に料理長として福岡へ。気軽にフレンチが楽しめる「フレンチバルKATO」のほか、2021年3月にリニューアルオープンするカフェスタイルの「KATO Kiyokawa Terrace」も手がける。
フレンチバルKATO
福岡市中央区渡辺通5-16-5
TEL.092−752-3377
営業時間.11:30〜14:00、17:00〜24:00
定休日.不定休
※営業状況については、通常営業時の情報です。新型コロナウイルス感染拡大防止に伴い、店舗によって臨時休業、営業時間短縮がございますので、ご利用の際は事前にご確認ください。 


材料

(360mm×60mm×40mmの型)


キャベツ……5〜6枚
パプリカ……赤2個・黄色1個
ほうれん草……2束
ブロッコリー……1/2房
ニンジン……1本
エビ(大)……5〜6本
ホタテ貝柱……6個
板ゼラチン……2枚(7〜8g)
コンソメスープ……250cc
粗塩……適量
白コショウ……適量
塩……適量

作り方


【1】
パプリカを直火で炙って全体が真っ黒になるまでしっかりと焦げ目をつけ、熱いうちに水にさらして皮をむく。ボウルに入れて、しばらく置いておく(出てくるジュースはとっておく)。

【2】
ニンジンを1/8のくし切りにして、面取りをする。大きな鍋にお湯を沸かして粗塩を加え、ニンジン、ブロッコリー、キャベツ、ほうれん草の順に茹で、氷水で冷やす。


【3】
海老は背ワタを取り、真っ直ぐになるように竹串に刺しておく。海老はしっかりと、ホタテは軽く茹で、半分にカットしておく。板ゼラチンは氷水で戻しておく。


【4】
キャベツの芯を薄く取り除く。パプリカは種とヘタをとって縦長に割いておく。漉したパプリカのジュース、キャベツ、ニンジン、パプリカ、コンソメスープを鍋に入れ、蓋をして5~6分炊き上げる。


【5】
野菜を取り出し、煮汁を煮詰めて味をみる。塩コショウで整え、火を止めて板ゼラチンを入れる。しっかり溶けたら漉してボウルに入れる。

【6】
ほうれん草は葉、ブロッコリーは花蕾のみにし、水気をよく切って【5】のボウルに入れる。

【7】
型にラップを敷き、型の底、側面を覆うようにキャベツの葉を広げる。ボウルの中のゼリー液をつけながら、赤パプリカ、ほうれん草、エビ、ブロッコリー、人参、ホタテ、ほうれん草、黄パプリカの順に入れていく。


【8】
最後にキャベツで蓋をし、ゼリー液を全体に行き渡らせるように軽く抑える。ラップをして、冷蔵庫で3〜4時間、ゼリー液が固まるまで冷やす。




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