昨今、誰もが気になるキーワードとなった「免疫力」。
病気に負けない強いカラダとココロをつくるために、
私たちは何をすればいいのでしょう?
第 4 回のテーマは「腸内環境を整える」。
早速、小林先生にその具体策をうかがってみましょう。
病気に負けない強いカラダとココロをつくるために、
私たちは何をすればいいのでしょう?
第 4 回のテーマは「腸内環境を整える」。
早速、小林先生にその具体策をうかがってみましょう。
Q.なぜ「腸内環境を整える」ことが免疫力アップにつながるのでしょう? A.小林先生/腸には免疫細胞の7割が存在します。腸内環境が整っていると善玉菌が免疫細胞と協力して、有害物質を体外に排出させます。免疫細胞を活性化させるために「腸活」は欠かせないのです。 |
Q.そもそも「善玉菌」「悪玉菌」とは何ですか? A.小林先生/腸には約1兆個のさまざまな細菌が存在。「善玉菌」は腸を元気にする「短鎖脂肪酸」などを、「悪玉菌」は「硫化水素」や「アンモニア」など、害を及ぼす物質をつくります。その働きから「善玉菌」「悪玉菌」と呼ばれます。 |
Q.「善玉菌」を増やすと、「悪玉菌」はなくなるのでしょうか? A.小林先生/「悪玉菌」はいわば“必要悪”。「善玉菌」 を活性化させるので、なくす必要はなく、なくなりません。腸には「日和見菌」もいて、生活習慣次第で「善玉菌」や「悪玉菌」の味方につくので、バランスの良い食生活や十分な睡眠、温活が大切です。 |
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