小倉藩の保存食だった「ぬか漬け」。その昔、ぬか床は嫁入り道具のひとつとされてきた。
青魚を煮る際に、ぬかを加えると生臭さが消え、ぬかの旨味が染み込むことから「ぬかみそ炊き」が作られるようになり、今に受け継がれている。



材料(2人前)


イワシ …… 4尾(320g)
【A】
醤油 …… 大さじ2
酒 …… 大さじ2
みりん …… 大さじ2
砂糖 …… 小さじ4
唐辛子 …… 1/2本
水 …… 120〜160cc

ぬかみそ …… 40g
針ショウガ …… 適量

作り方


【1】
イワシは頭をおとし、内臓をとって薄い塩水に30分程度つけ、臭みをぬく。

【2】
平らな鍋に調味料【A】を入れ、イワシを並べて弱火で煮る。

【3】
汁気がなくなってきたら、ぬかみそを上からのせ、とろけるまで煮込む。針ショウガなどを好みでのせてでき上がり。

出典:農林水産省Webサイト
https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/nukamiso_daki_fukuoka.html
編集して作成(写真提供:中村学園大学薬膳科学研究所)



【あわせて読みたい】
世界に発信、国民食「太平燕」

世界に発信、国民食「焼うどん」

世界に発信、国民食「別府冷麺」

サイドディッシュ①「一文字のぐるぐる」

サイドディッシュ③「りゅうきゅう」