年神様を迎えて1年の幸を授かる「お正月」。一般的に1月1日の朝を「元旦」、7日まで(地域によっては15日まで)を「松の内」と呼びます。 お部屋に飾る門松風アレンジ お部屋のちょっとしたスペースに飾れるようアレンジしました。 |
【1】
白い小皿に赤いフェルトを敷きます。カットして水を含ませたオアシスを入れます。
【2】
後ろ側に松の枝を刺します。
【3】
カットした菊の花を側面から刺していきます。※写真は「スプレーマム」という菊を使っています。
【4】
グラスに和紙を巻き、赤いリボンを結んで梅の枝や花のピックを刺します。
北部九州ならではの『お正月の風習』
●福岡…お正月に3つの神社を参拝する「三社参り」は、福岡を中心とした九州をはじめ、一部の地域のみで根づいた風習です。●熊本…熊本県ではお屠蘇(とそ)として特産品・赤酒をいただきます。赤い色と濃厚な甘味が特徴です。
●長崎…長崎の凧揚げの凧はオランダから伝わったもので、「凧(タコ)」のことを「ハタ」と呼びます。赤、青、白の基本色に独特の絵柄がおしゃれ!
商売繁盛、五穀豊穣の神様である七福神の戎様を祀る日。「福をかき集める」として福笹や熊手が縁起物とされています。 熊手飾りでお部屋を華やかに ミニ熊手に造花などをあしらった熊手飾りです。 |
【1】
ミニ熊手、好みの造花やドライフラワー、お正月飾りのピック、リボンを用意。飾る小物はすべて束ねるので、長さが足りないものには針金を巻きつけます。
【2】
後ろ側に背の高い花がくるように造花やドライフラワーを束ねます。
【3】
周りにお正月飾りのピックを配置し、束ねた部分に針金を巻きつけてフローラテープでカバーします。
【4】
【3】の根元に針金でリボンを結びつけてから、同じ針金で熊手に固定します。
旧暦のお正月。豊作を祈って紅白のお餅を丸めて枝に刺した「餅花」や、同様に繭を使った「繭玉」を飾ります。 好きなモチーフをプラス!餅花飾り 紙粘土を餅花に見立てた餅花飾りです。 |
【1】
白やピンクの紙粘土を小さく丸め、柳の枝にくっつけます。
【2】
ところどころに花柄の布を丸めて結びます。
※今回ご紹介している「門松風アレンジ」「熊手飾り」「餅花飾り」の材料はほとんどが100円ショップで購入できます。
監修/歳時記研究会 https://saijikilabo.stores.jp
手作りアレンジ/四季彩工房 主宰・有馬千慧実さん 福岡県糟屋郡粕屋町 仲原2955-1 092-611-4159 |
【あわせて読みたい】
・ &研究室〈身近で楽しむ、日本の暮らしスタイル〉①『季節を味わう、冬の暦暮らし』