新生活をアップデートするSDGsなモノ

&研究室〈身近で楽しむ、日本の暮らしスタイル〉

新生活をアップデートするSDGsなモノ

私たちの身近なところから始めるSDGs。
無理なくおしゃれに新生活を楽しみましょう。



 SDGsとは、ʼ15 年に国連で採択された17項目からなる持続可能な開発目標のこと。その取り組みは多岐にわたるジャンルで進み、すでに私たちの暮らしのさまざまなシーンにも浸透しているようです。
 ムダをなくしてモノを大切に、自然や環境に負荷をかけないように。SDGsが掲げるサステナブルな社会は、江戸時代の日本でその多くが実現されていたことをご存知ですか?
 夏は打ち水をして涼しく、家は風通しのいいデザインに。限られた資源を有効利用するために不用品の回収業者が多く存在し、リユースやリサイクルは当たり前。贅沢のできない庶民は古着でおしゃれを楽しむーー。鎖国の影響などにより、限られた資源での生活を余儀なくされていた時代、人々は”SDGsな社会”の中でいきいきと生活していたのです。
 さて、新年度のスタートは、これまでの暮らしを見直すチャンスでもあります。この機会にSDGsをさらに楽しむライフスタイル、始めてみませんか?



米ストロー
プラスチックの代替品として開発された、お米とコーンスターチのみを使った日本初の“食べられるストロー”。炭酸飲料にも使える耐久性を備え、カラーリングにもこだわっています。
◎株式会社UPay
※商品は『九州ヴォイス ソラリア店
https://kyushu-voice.net/shop』のみで販売


地元産の食材の積極的な購入で運搬コストが軽減し、地域も活性化。意外と知らない地元食材の、新たなおいしさの発見や料理の楽しさにつながります。


LFCコンポスト
独自配合のコンポスト基材に生ごみを投入し、かき混ぜる作業を繰り返すことで家庭菜園や鉢植えの植物たちの成長を支える栄養たっぷりの堆肥が完成します。エコバッグのようなデザインもおしゃれ!西部ガス本社地下1階の『火と人食堂』でも購入可能です。 
◎ローカルフードサイクリング株式会社
https://lfc-compost.jp/product


モノを買いすぎない、不用品は捨てずにフリマアプリで販売し、使い捨てのものは使わない。ゴミの減量は節約しながら家の中も片づく嬉しい取り組みです。


KOSelig JAPAN アップサイクルキャンドル
廃棄される日本酒やワインなどの瓶をキャンドルグラスに加工。20種類のアロマを揃えたキャンドルは天然素材のソイ(大豆)ワックスで、使用後は同じ容器のグラスで中身のロウだけを入れ替えることができます。
◎KOSelig JAPAN https://koseligjapan.com/


野菜の切れ端を捨てずに育てて再度収穫を楽しむリボーンベジタブル。ねぎや豆苗の根、レタスの芯などを水に浸し、新たに育った葉や茎を再び料理に使います。



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&研究室〈身近で楽しむ、日本の暮らしスタイル〉②『SDGsを身近なところからはじめよう』
この記事は&and196号に掲載されています。

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