新店から老舗まで、とんかつ好きが注目している九州各地の人気店をご紹介。お店の美味しさの秘密も教えてもらいました。





銘柄豚の肉と脂の旨みをシンプルに塩で味わう


写真はロースカツ定食(160g) 1058円。上品な旨みのヒレカツ定食(130g) 1274円、厳選銘柄豚のロースカツ定食(150g) 1490円※銘柄によって価格は異なる。

 2018年6月にオープンした話題の新店。脂はもちろん、肉そのものに甘みのある豚肉を厳選。粗目の生パン粉をつけ、低温のサラダ油でじっくり揚げることで、サクサクでさっぱりとした仕上がりに。肉の旨みを味わうため、まずは塩で食べて欲しいのだとか。とんかつ以外に、つまみメニューも豊富に揃っているので、呑んだ〆にとんかつという粋な楽しみ方もできます。



とんかつのポーク凡平
福岡市中央区六本松4-9-10コーポ六本松104
TEL.092-791-5134
営業時間.11:00~15:00(14:30LO)
店休日.火曜
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脂ではなく”白身“。六白黒豚の甘さを堪能


六白黒豚ロースかつ膳(140g) 1800円
ごはん・キャベツ・赤だしはお代わり可能。ほかに大根おろし、漬物がつく


 創業から43年を誇る老舗とんかつ店。熊本地震から8ヶ月後に同地でリニューアルオープンし、さらなる人気となっています。豚は鹿児島県産六白黒豚と久住高原産豚を使用。”白身“と呼ばれる脂の甘さや旨みが感じられる六白黒豚が人気で、「ここのとんかつなら脂身も食べられる」というゲストも多いとか。自家製のタレも洋風と和風、2種が用意されています。


勝烈亭
熊本市中央区新市街8-18
TEL.096-322-8771
営業時間.11:30~22:00(21:30LO)
店休日.12月31日、1月1・2日
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脂も美味い島原

特選ロース肉を生パン粉の衣でまとい旨みを凝縮



ロースカツ定食 1,130円
肉にはヒマラヤ岩塩がまぶされており、そのまま食べれば肉の旨みをダイレクトに味わえる


 1988年創業。国産の上質な豚肉や東京のパン粉専門店から仕入れる挽きたて生パン粉など、店主がこだわりぬいた素材を活かしたとんかつが味わえます。ロースカツ定食は、肉質が柔らかく、脂身もあっさりとした甘みが感じられる島原産の特選ロース肉を使用。衣はきめの粗いパン粉をまとわせて軽やかな食感。手作りのソースも肉のおいしさを引き立てます。


とんかつグランドゥ・ルカン
長崎市勝山町13-2階
TEL.095-826-7667
営業時間.11:30~15:00、17:30~21:00(日曜は17:30~21:00)
店休日.不定休
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