水分が多く巻きにくいので火加減に注意して!
材料(2本分)
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卵……5個 薄口しょうゆ……小さじ2強 みりん……小さじ1 だし……90ml(カツオ節と昆布のだし) |
作り方
【1】
卵焼き同様、卵は最初に黄身の皮を破るようにつぶす。だし巻きは、卵をよく混ぜる。
【2】
調味料・だしを加えて、さらに混ぜる。滑らかな食感にするために、ざるで漉し、黄身の皮などを取り除く。
【3】
卵焼きと同様に、火加減は終始強火。卵焼き器を十分に熱し、たっぷり油を敷く。箸で卵をスーッとのばしてすぐ固まるぐらい熱する。
【4】
卵液をお玉1杯(約50ml)入れ、空気泡ができたらお箸でつぶし、表面が乾く前に巻いていく。卵焼き器を傾け、手首を使ってあおりながら、箸で卵を返す。難しい場合はフライ返しで。
【5】
焦がさないように、火にかけたり、外したりをこまめに繰り返し、火加減を調節する。だし巻きは水分が多く、なかなか巻くのが難しい。
【6】
全体的に火が通ったら、巻きすに卵をのせる。
【7】
見かけのよい方を下にして、両端を巻き込むように包み、2~3分置く。
実は簡単!華やかで、季節感も出せる具入り卵焼きはいかが?
卵焼きの焼き方で大切な〝最初の芯づくり〟。これ、実は具入り卵焼きなら簡単にできる。博多の定番、明太子卵焼きは色もキレイで華やかな印象に。また、秋ならオムレツ感覚できのこ入り卵焼きもオススメ。さまざまな具材を使って、マイオリジナル卵焼きを作ってみては?
材料 〈ベースとなる卵液〉
・卵……3個
・砂糖……大さじ1
・薄口しょうゆ……小さじ1
※具入りの場合、具材から水分がでることもあるため、水は加えない
これをベースに
●明太子卵焼き……明太子(小)1/2本
●きのこ卵焼き……しめじ 小パック1/3、えのき 小パック1/3、しいたけ2個をバターソテーしたものを芯にして巻く。
・卵……3個
・砂糖……大さじ1
・薄口しょうゆ……小さじ1
※具入りの場合、具材から水分がでることもあるため、水は加えない
これをベースに
●明太子卵焼き……明太子(小)1/2本
●きのこ卵焼き……しめじ 小パック1/3、えのき 小パック1/3、しいたけ2個をバターソテーしたものを芯にして巻く。
今回教えてくれたのは…
ホテルニューオータニ博多
日本料理「千羽鶴」料理長 中島 勝裕さん
日本料理歴20年のベテラン料理人。日本料理「千羽鶴」を率いるほか、宴席料理なども担当。日本の四季を感じる見目麗しく繊細な日本料理を極めている。ちなみに卵焼きは新人が約3ヵ月をかけて学んでいくそう。
福岡市中央区渡辺通1-1-2
TEL.092-714-1111(代)