〈日本の薬膳〉食材図鑑 File14
日本の健康モデル食といわれる、日本型薬膳。旬のパワーを活かし、病気にかかりにくい身体づくりをめざす食材を図鑑形式でお届けします。
【山芋】
[分類]ヤマノイモ科ヤマノイモ属[主な産地]鹿児島、茨城、千葉
[旬の時期]10月、11月、12月、1月、2月、3月
調理法
空気に触れると褐変するので、調理する時は酢水に浸けると良いです。また、加熱する時は消化酵素の働きが落ちないように出し汁など50℃から40℃にさまして調理すると良いですよ。
選び方
皮が薄く表面がなめらかで白いものが美味しいです。また、空気に触れないように保存しましょう。
◎ヤマイモは芋の種類の中で唯一生で食べられる芋で、栄養成分の損失を心配せず、食べられる食材です。ぬめり成分はマンナンとたんぱく質が結合した糖タンパク質です。また水溶性食物繊維を豊富に含んでいます。また体内の塩分濃度を調整するカリウムも含んでいます。
◎食物繊維の一つであるレジスタントスターチという難消化性デンプンを含み、便通改善や血清脂質、血糖の低下作用などが期待されています。
栄養素・成分
食品成分表(可食部100gあたり)
*ながいも/やまといも/塊根、生
●エネルギー …… 123kcal
●たんぱく質 …… 4.5g
●炭水化物 …… 27.1g
●ナトリウム …… 12mg
●カリウム …… 590mg
●カルシウム …… 16mg
●マグネシウム …… 28mg
●鉄 …… 0.5mg
●ビタミンC …… 5mg
●食物繊維総量 …… 2.5g
日本食品成分表2018(七訂)やまといも
監修/中村学園大学栄養科学部教授 三成由美、薬膳科学研究所所長 徳井教孝
