ご家庭向け省エネ診断の環境省「家庭エコ診断制度」認定について
平成27年10月26日
西部ガス(社長:酒見 俊夫)は、東邦ガス株式会社(社長:安井 香一)および大日本印刷株式会社(社長:北島 義俊)と共同で開発したご家庭向け省エネ診断ソフト「e(い)ごこち診断」(※1)の「じっくり診断<マイホーム発電>」を活用した省エネ提案の取り組みについて、環境省の「家庭エコ診断制度」(※2)のうち、「独自の家庭向けエコ診断」の認定を受けました。同制度の認定は都市ガス業界で初(※3)となります。
今回認定を受けたのは、「eごこち診断」のうち、「じっくり診断<マイホーム発電>」を活用した取り組みです。これは、お客さまの家族人数、使用機器の種類や利用状況等にもとづき、家庭用燃料電池「エネファーム」や太陽光発電等の導入による水道光熱費やCO2の削減効果のシミュレーションを行い、お客さまの省エネ行動を促進するものです。弊社は平成26年9月の導入以来、専用のタブレット端末を活用したお客さま巡回活動等により、お客さまのお困りごとや潜在的なニーズを把握しながら、改善提案や省エネ行動のアドバイスを行うことで、お客さまとのつながりをより強化しています。
今回の認定を踏まえ、弊社は、今後も、「エネファーム」をはじめ高効率で快適なガス機器の拡販を進めることでお客さまの快適な暮らしづくりに貢献していくとともに、省エネ・節電・環境の保全といった社会的なニーズにお応えしていきます。
- (※1)「e(い)ごこち診断」の概要については、下記の「参考資料」をご参照願います。
- (※2)環境省は、各家庭のライフスタイルに合わせた省エネ、省CO2対策を提案するサービスである「家庭エコ診断制度」を推進しています。「家庭エコ診断」には環境省が構築した診断手法を実施する「うちエコ診断」と、環境省が定めた診断手法や運用管理の要件を満たした民間事業者等の「独自の家庭向けエコ診断」があり、当社が認定を受けたのは「独自の家庭向けエコ診断」になります。
- (※3)本日、弊社と東邦ガスが認定を受けています。
(1)省エネ診断の様子
ご家庭での診断
(2)タブレット端末の画面イメージ
- 【ご参考】
大日本印刷(株) は、本ソフトを他のガス事業者を対象に販売します。
以上
e(い)ごこち診断の概要について
1.省エネ診断ソフト「eごこち診断」の概要
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(1)ソフト名称・ロゴ
eごこち診断(いごこちしんだん)
- (2)機能
診断ソフトにある3つの診断メニュー※「省エネ鑑定」「ササッと診断」「じっくり診断」を用い、住まいの省エネ性や住みやすさ(いごこち)について、現状からの改善余地を診断します。
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※今回認定を受けたのは、上記のうちの「じっくり診断<マイホーム発電>」を活用した取り組みです。
2.診断サービスの概要
- (1)診断サービス内容・費用
診断サービスは、診断員が、専用のタブレット端末を使い、診断を希望されるお客さまと面談して行います。ガス機器の不具合の有無や、水道光熱費の節約、省CO2対策の改善余地などを診断し、お客さまへの上手な機器の使い方、省エネ方法のアドバイスなどを行います。なお、費用は無料です。
- (2)診断サービス対象者
弊社の都市ガスを利用されているご家庭用のお客さまで、持家戸建および分譲集合住宅にお住まいの方です。
- (3)診断サービス体制
専門の教育を受けた、西部ガスリビングメイト(販売店)の営業担当者約150名が診断員としてサービスを提供します。
- (4)お客さまの診断サービスに関するお問合せ先
最寄りの西部ガスリビングメイト
3.診断メニュー概要
- (1)メニュー
「省エネ鑑定」、「ササッと診断(簡易診断)」、「じっくり診断(本格診断)」の3つのメニューがあります。お客さまの要望により担当者がそれぞれのメニューに沿って適切な対策を提案します。
- (2)「じっくり診断」
浴室、キッチン等の空間別に、省エネ機器の省エネ効果を試算するとともに、設備性能(快適性、清掃性等)の診断を行うメニューです。
ご家庭に訪問し、診断する空間を選択した上で、診断員が、家族人数、ご利用機器の種類等を確認し、その場で、代表的な省エネ対策の省エネ効果等を表示します。
また、後日お客さまにあわせた対策提案を盛り込んだ診断書を作成し、ご説明します。
以上