ノーリツ製「排熱利用給湯暖房ユニット」の自主的な点検および部品取付作業の実施について
西部ガス株式会社は、株式会社ノーリツ(本社:神戸市)が製造し、当社が2003年4月から2005年12月に販売・設置した家庭用コージェネレーションシステムの排熱利用給湯暖房ユニットの一部の製品において、ごく稀に水漏れにより機器内部が焼損する可能性があることが判明しましたので、当該製品の点検および部品取付作業を自主的に実施させていただきます。
これまでに当社が販売した当該製品では同様の事象は発生しておりませんが、全国では4件発生しているとノーリツより報告を受けています。
当社は今後、同様の事象が発生してご迷惑をおかけすることを防止するため、当該製品が設置されているお客さまにダイレクトメールでお知らせし、ノーリツと協同で、点検および部品取付作業を無償で行わせていただきます。点検および部品取付作業が完了するまでの間、当該製品をご使用いただいても問題ありませんが、お湯が出ない等の異常がある場合には、ご使用を中止され、当社またはノーリツまでご連絡下さいますようお願いいたします。
お客さまには、ご迷惑をおかけしますことをお詫びいたしますとともに、ご理解ご協力を賜りますようお願いいたします。
1. 対象製品
商品名 | 型式 | 販売台数 |
---|---|---|
エコウィル排熱利用給湯暖房ユニット | GFT−C03ARS−AWQ | 369台(※1) |
※1:都市ガス仕様285台(他ガス事業者への販売台数等を含む)、LPG仕様84台
2. 不具合の内容
排熱利用給湯暖房ユニットにおいて、一部の排熱熱交換器の不具合による微小な亀裂や補助熱源機の給水・給湯継ぎ手部の締め付け不足により発生した微量の漏水が、
稀に特定の電気端子部に達することがあります。この際、漏電ブレーカーが作動し、機器は安全に停止します。
しかし、ごく稀に漏電ブレーカーが作動する前に当該端子部が発熱し、焼損する可能性があることが判明しました。
(※)なお、焼損はユニット内部の一部の部品に留まることが確認されております。
3. 当社管内の設置状況
地区 | 福岡 | 北九州 | 熊本 | 長崎 | 佐世保 | 島原 | 合計 |
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台数 | 107 | 73 | 53 | 24 | 8 | 0 | 265 |
4. お客さまへのお知らせ方法
5. お客さまの問い合わせ先
連絡先 0120−244−026
受付時間 9:00〜18:00 (平日・土・日・祝日ともに)
連絡先 0570−000−312
受付時間 | 月〜金(祝日除く) | 9:00〜19:00 |
土(祝日除く) | 9:00〜17:00 |
6.作業内容
7. 当該製品の見分け方
排熱利用給湯暖房ユニットの本体正面のシールをご確認下さい