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ガス消費機器に関する調査の適切な実施について(再発防止策)

平成18年9月21日

 弊社は、ガス消費機器に関する調査の適切な実施について報告書を作成し、本日、経済産業省に提出いたしましたのでお知らせいたします。
 今年2月に佐世保市栄町のケーキ工場で発生した一酸化炭素中毒事故に関し、弊社社員および西部ガス設備点検且ミ員の2名が行ったガス消費機器に関する調査が不適切であったことから、弊社は8月31日に経済産業省から厳重注意を受け、再発防止策の策定と報告を求められておりました。
 弊社は、今回経済産業省へ報告した再発防止策を全社で確実に実施し、お客さまにガスを安心してご利用いただけるよう一層努めるとともに、弊社グループに対する信頼回復に全力で取り組んでまいります。

■ 再発防止策の概要

※[ ]内は実施予定時期を記載しています。特記無いものはすでに実施中です。

1.適切な調査実施のための周知・教育の徹底

(1)責務の再認識
  • 調査担当者が法令を遵守し確実な調査を行うようにするため、消費機器調査におけるコンプライアンス教育を毎年、定期研修として実施する
(2)調査業務の確実な実施のための教育
  • 調査員の調査業務に関する知識・理解度を定期的に確認する
  • 弊社および西部ガス設備点検の管理者が、定期的に調査員に同行し指導・教育を強化する
  • 調査現場で活用・実践できる具体的な教育(危険予知訓練)など保安教育を強化する[本年10月]
  • 経営トップが全社巡回を行い、法令遵守の徹底を図る

2.具体的な再発防止策

(1)組織的な管理・監督の強化
  • 弊社および西部ガス設備点検の、消費機器調査業務管理に携わる関係者で構成される「調査品質管理組織」を設置し、業務品質の監視と継続的な改善を行う[本年11月]
  • 弊社社員を西部ガス設備点検に出向させ、調査業務の委託・管理、調査方法を適切化し、調査品質の維持・向上を図る
  • 弊社佐世保支店に、消費機器調査を担当する「営業設備グループ」を設置し、管理者による管理・監督を強化する
(2)調査業務の確実な実施
  • 西部ガス設備点検の内部抜取り検査に加え、弊社による抜取り検査を行う [本年10月]
  • 調査員が設置状況を確実に調査するよう、調査年月日と調査員コードを記入した「調査済みシール」を対象ガス機器に貼付する
  • 調査用の携帯端末システムに、「消費機器の種類確認」、「排気筒の設置状況の詳細な調査」の入力等を追加する
  • お客さまの連絡先や留意点、注意事項等を記録して情報を共有化し、次回調査時に携帯端末に表示されるように改善する[本年11月]
以上
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