お客さまにガスが届くまで

「保安」ファーストの
ガス供給システム

マレーシアなどから輸入された液化天然ガスは工場で気化され、ガス導管を通じて都市ガスとしてお客さまのもとへ供給されます。すべてのプロセスにおいて、西部ガスでは「保安」を最優先しています。

01LNG気化器

アルミ製のパイプにLNGを流し、外側から海水(熱源)をかけて温め、LNGを気化させて天然ガスに戻す装置です。

※ひびきLNG基地以外の工場では、空気や温水を熱源にしています。

02高圧導管

都市ガスを輸送するパイプ。強度に優れ大規模な地震などにも耐える「溶接接合鋼管」を使用しています。

03高圧ステーション

工場から送られてきた高圧の都市ガスをガバナ(整圧器)で減圧し、中圧導管へ送り出します。

04ガスホルダー

中圧導管の都市ガスの一部をガスホルダーに蓄え、需要に応じて送り出すようにしています。

05地区ガバナ(圧力調整器)

中圧導管を経由して送られてきた都市ガスを、一般の家庭や商業施設用で使えるよう、地区ガバナでさらに減圧します。

06地震計

供給区域内の地震動を即座に把握し、供給停止などの判断を可能な限り速やかに行うために、SI地震計を設置しています。

都市ガスが届くまで